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苦悩の摩周岳登山

2019年10月18日
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山日記
とあるじじいの山のお話です。登山を始めた年齢は遅く、農協の管理職になってからでした。若い頃には柔道に水泳にスキーにテニスにカヌーと下手の横好きと言うやつですか、何にでも手を出していました。その頃は登山にまったく興味がなく、仕事が終わるとテニスコートで汗を流し、そのままプールで泳いで柔道の稽古に行くなんて、めちゃくちゃ運動をしていた時も有りました。それが年齢とともに管理職になり、それなりに責任の有る仕事に着くと、スポーツよりもお酒のお付き合いの方が多くなり、仕事に残業にお酒といったサイクルに変わっていったのです。とある日、夜中に目が覚め一人物思いにふけっていると、何故か急に山に登りたくなり、早朝、誰にも何も告げず西別岳へと車を走らせました。こんな気ままな登山が2~3年続いたでしょうか、西別岳の頂上から摩周岳を眺めていると、一人の男性に「一緒に摩周岳に行きませんか?」と声を掛けられました。あこがれてはいたが、自分が登れるとは考えもしていなかったし西別岳でもやっと登れるようになったばかり、「登ってみたいとは思いますが、僕にはちょっと無理かな?」とは言ったものの、このチャンスを逃したらもう二度と登れないのではと、いつもの山師根性が湧き出て一緒に登る事になってしまったのです。まともな登山道具もそろえていない時でしたから、水だって500mlのペットボトルが1本、それも西別岳で大方飲みつくしてしまったので、無謀と言えば無謀な登山でした。しかもこの日の標茶町は最高気温になっていたので、命がけの登山になってしまったのです。まさに「行きはよいよい 帰りはこわい」、多分脱水症状の一歩手前で戻って来たと思います。10歩歩いたら倒れ込み、また10歩歩いたら倒れ込みの繰り返し、アブには刺されるは、服は泥だらけになるは、残り少ない水を二人で分け合いながら、飲むというよりは口に含むといった感じで助け合いながら西別岳にたどり着きました。写真(写真:№3)は摩周岳の頂上で撮ったもの、この後、地獄を見る事になるとは想像も出来ませんでした。というか知る由もなかったのです。
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ken3179
Posted by ken3179
小さなパン家「ひとつぶの麦」のブログへようこそ!
33年間勤めたJAを早期退職し、愛する妻(和ちゃん)と二人で、自宅の玄関を改良して始めた小さなパン屋。未知(パン職人)の世界へのチャレンジです。
二人の共通の趣味は登山と食べ歩き。個人的には、私(研ちゃん)はカメラと音楽鑑賞(クラシック音楽が大好き)、和ちゃんはステンドグラスとガーデニング(バラが大好き)。
そして二人には可愛いお孫ちゃんが三人、最近は生意気で可愛く無い時も有りますが!

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