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生きること生かされること

2012年10月01日
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ひとつぶの麦の物語
朝晩めっきり冷え込み、あの寝苦しい暑さは何処へ?と思いにふける日々、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。今年は大雪山でも紅葉が二週間ほど遅れ、登山に行ったお客様からも黒岳や赤岳銀泉台の紅葉の彩りは聴けず、少し寂しい秋となってしまいました。それでもお客様の本間さんが、「夫婦で登山を始めました!」とのお話に和ちゃんも大喜び、「あの山、この山」で二人の会話は盛り上がり、紅葉花ざかりといったところでした。
近所の古いお店(薬局)が一部改築することに。当然取り壊される部屋には昭和レトロの品々がいっぱい眠っており、骨董店巡りの大好きな研ちゃんにとっては最高の情報。早々に薬局のマリちゃんと交渉し、今、その品々は我が家で息を吹き返し、昭和初期の輝きを取り戻しているのです。

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引き戸開き戸のドアなどは当然サイズが違い、これらの修復は信頼あるプロの大工、マサノリにお願いする事にしました。マサノリは研ちゃんの同級生で、親友の裕ちゃん同様に悪友だがとてもいいヤツ。
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和室の開き戸。ベニヤを張り合わせて作ったものとは大違い、見た目も重厚でヨーロッパの家具とも相性バッチリ!
和室
昭和レトロの香りがぷんぷん漂うダイヤ・ガラス。
引き戸
研ちゃんの部屋のドア。ドラえもんの「なんでもドア~!」ではないが、開けると別の世界に飛び出すって感じしますよねっ。
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ドアノブはボタン型の真鋳の取っ手。マサノリ曰く「なんで新しいドアと古いドアを交換するのか?」と言いながらも、このドアノブを見ると「この取っ手はすごいな!」と誉めてくれた。
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輸入ものの柱時計。まさに、大きなのっぽの古時計なのです。
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小物入れ。破損と傷を修復したら、見違えるように綺麗になりました。
ケース
書類入れ。修復されたこれらの品々を見たマリちゃん、「うれしいわぁ~!」と涙ながらに感激。それを見た研ちゃんも大満足なのです。
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9月27日(木)、近所のNPO法人ウエルフェア「くるくるくるりん」で、地域食堂が催されました。
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この日のメニューは手打ち蕎麦、退職者がボランティアで集まり腕自慢。
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体力的には大変な年齢ですが、精神的には充実した年齢。皆さんとても楽しそうでした。
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手打ち蕎麦:一杯400円(おにぎり付き)大変美味しいお蕎麦、ありがとうございます。これからも地域のため、そして自分のために頑張って下さい。
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9月30日(日)、釧路キャッスルホテルで「中村啓子朗読会」が開催されました。
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朗読の前に釧路工業高等専門学校の教授である小田島先生から、「『氷点』に見られる〈嫉妬〉の構造」と題しての講演があり、楽しく、そして少し怖いお話で朗読会を盛り上げてくれました。以前、ひとつぶの麦に生徒38人を連れパンを買いに来てくれた、そう、あの人、あの小田島先生なのです。
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司会は当然この人、三浦綾子読書会の代表であり、特別研究員でもある森下先生。先生は店名「ひとつぶの麦」を決定付けてくれた、「ひとつぶの麦」を語るにはなくてはならい天命の人なのです。
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プロの臨場感あふれる朗読に、会場はいつしか小説「氷点」の世界に変貌を遂げていました。
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この小説のポイントでもある人間の持つ本質、嫉妬や嫉み、そして殺意などをプロの語りによって具現化し感じさせる、とても内容の濃い素晴らしい朗読会でした。
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10月1日(月)定休日。前日に釧路のキャッスルホテルで行われた朗読会のスタッフの皆さんが、大雨の中ひとつぶの麦にパンを買いに来てくれました。今日10月1日は、三年前にひとつぶの麦をオープンさせた記念すべき日。その記念すべき日に、三浦綾子さんに関係した人たちと偶然に出会ったことは、なぜか運命的なもののように感じてならないのです。
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棚に並べたパンは全て完売。バスの中でひとつぶの麦の由来を少しお話し、最後は森下先生と皆さんにお祈りを頂きお別れいたしました。感謝いたします。
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オープンしてから三年、数え切れないほど沢山の喜びを頂きました。これが神様からの贈りもの、プレゼントなのかと感じ感謝しております。今度は自分が神様にプレゼントを贈る番、今日という日がそのスタートライン。お客様に喜ばれるようなパン(愛)づくり、そして神様に喜ばれるような店(信頼)づくりを目標に努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。感謝し三年間のお礼に代えさせていただきます。
ken3179
Posted by ken3179
小さなパン家「ひとつぶの麦」のブログへようこそ!
33年間勤めたJAを早期退職し、愛する妻(和ちゃん)と二人で、自宅の玄関を改良して始めた小さなパン屋。未知(パン職人)の世界へのチャレンジです。
二人の共通の趣味は登山と食べ歩き。個人的には、私(研ちゃん)はカメラと音楽鑑賞(クラシック音楽が大好き)、和ちゃんはステンドグラスとガーデニング(バラが大好き)。
そして二人には可愛いお孫ちゃんが三人、最近は生意気で可愛く無い時も有りますが!

Comments 6

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む~  

ずっと願ってました

森下先生等と一緒だった者です。(雨具の頭が写ってました)
先生から店の命名の事や TV放送になった事など伺っていましたので そちらに行った際は パンを買いたいと思っていました。あれもこれも欲しかったけれど みんなが買うために 買い占めは出来ず・・・
美味しかったです。値段も買いやすいですね。次回は絶対3個は買う!!

2012/10/02 (Tue) 23:22

小田島本有  

ありがとうございました

 先日はわざわざ釧路まで中村啓子朗読会にお越しいただき、誠に有り難うございました。まさかいらっしゃるとは予想していなかったので非常に嬉しかったです。それにブログの記事にも感謝します。
 私も今回の道東ツアーは最初の方だけ参加しました。最終日は仕事もあったため「ひとつぶの麦」には伺うことができませんでした。残念!

2012/10/03 (Wed) 09:26

ひとつぶの麦  

楽しい講演、ありがとうございます

小田島先生、先日は大変ご苦労さまでした。
とても楽しい講演、さすが先生!と感心しながら拝聴しておりました。
朗読会には最高のセッティング、講演により朗読会もより楽しいもの
になったのではと思います。
機会があれば釧路の読書会で、またお会いしたいです。

2012/10/06 (Sat) 12:03

ひとつぶの麦  

お疲れさまでした。

む~さん、道東ツアー、お疲れ様でした。
また、大雨の中、パンを買いに寄ってくださり、大変感謝しております。
またお会いする機会があれば最高!楽しみに待って居ります。
三浦綾子読書会の益々のご発展を、遠くからお祈り申し上げます。
季節の変わり目、くれぐれもご自愛下さいますよう。

2012/10/06 (Sat) 12:05

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2012/10/13 (Sat) 19:42

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2012/10/13 (Sat) 21:04